「僕らのユナイテッドに戻して」「ポチェティーノがよかったのに」テン・ハーグ監督の来季就任が決定のマンU、現地サポーターは賛否両論

2022年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1か月後にはブーイングに晒されているだろう」

来季からユナイテッドの指揮を執ることが決定したテン・ハーグ。(C)Getty Images

 現地時間4月21日、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、来シーズンの監督に現アヤックス指揮官のエリク・テン・ハーグが就任することを正式に発表した。契約は就労ビザの取得を条件に、2025年までの3年間(+1年の延長オプション付き)と発表されている。

 以前から取り沙汰されていたオランダ人指揮官の就任に、現地ファンの間では賛否両論が渦巻いている。

 現在、マンチェスター・ユナイテッドはリーグ6位につけているが、チャンピオンズ・リーグ出場権が得られるトップ4争いには遅れをとっており、19日にはリバプールに0-4で大敗。チームの調子は上向いておらず、来シーズンからSDになることが決まっているドイツ人のラルフ・ラングニック暫定監督は、「改めて、チームの建て直しを図らなければならない。新戦力は7、8人、もしかしたら10人に及ぶ可能性もある」と大幅な人員刷新を示唆したばかりだ。
 
 こうした状況のなかで、新指揮官に期待を寄せるサポーターは少なくないようだ。「これは期待ができると信じたい!ようこそユナイテッドへ!」「彼の手腕で、攻撃的なユナイテッドを取り戻そう」「新しい時代の始まりだ」「(エバートンにレンタル中の)ドニー・ファン・デベークがピッチで躍動するはず」と歓迎するコメントが寄せている。

 その一方で、「我慢しきれるのか? ファンも、フロントも」「負け続けてもいいから、お願いだから僕らのユナイテッドに戻して」「1か月後にはブーイングに晒されているだろうさ」「C・ロナウドや(ポール・)ポグバはこれでいなくなるな」といった悲観混じりの声や、「(マッシミリアーノ・)アッレーグリを待っていたのに」「高くてもいいから(マウリシオ・)ポチェティーノが良かった…」といったコメントも見られた。

 テン・ハーグが指揮を執る今シーズンのアヤックスは、エールディビジで首位を走り、4ポイント差で2位のPSVと熾烈な優勝争いを演じている。有終の美を飾っての栄転となるかも注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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