サンタ・クララ守田英正のスポルティング移籍は、27日の株主総会で議論? クラブの内部対立で交渉が停滞か

2022年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

会長とフロント陣の間に意見の違いが?

去就が注目される守田。(C)Getty Images

 ポルトガル1部サンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正の周囲が騒がしくなっているようだ。

 現地紙『A BOLA』は、19日付けで「彼のスポルティング移籍の可能性は、ビジネス面での条件や段取りについて、フロント陣と会長の間で相違があり、雰囲気が変わってきている」と伝えている。

 2021年1月にJリーグの川崎フロンターレから、サンタ・クララに加入した守田。加入直後からリーグ戦、そしてヨーロッパ・カンファレンスリーグにも出場し、チームの主力として貢献している。
 
 その働きぶりが国内の名門の目に留まり、リカルド・パチェコ会長も現地メディアに対してオファーを認めるコメントをし、交渉は進んでいるとされた。移籍金も250万ユーロのオファーから350万ユーロまで増額したという。だが、守田が現地メディアの取材に対して移籍願望を口にしたことを問題視したクラブが懲戒処分を通告するなど、クラブ内での状況が懸念されていた。

 現状は、「スポルティングが移籍金増額のうえで打診をしたが、クラブ側が返答を渋っている」とのこと。この移籍問題については、27日に行なわれる同クラブの株主総会で議論される予定とのこと。守田本人は移籍を望んでいるようだが、「交渉に再び白煙が立ち込める可能性がある」(『A BORA』)という状況で、今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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