「態度がいい加減だ」韓国勢がACLで東南アジア勢にまさかの3連敗! 全国紙は「全滅の可能性もある」と警鐘

2022年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

残りの試合を“背水の陣”の覚悟で戦わなければ…

気の緩みか、コンディション不良か。2年前の覇者・蔚山現代(手前)もマレーシアの伏兵に敗れ去った。(C)Getty Images

 グループリーグの第2節を消化したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でちょっとした異変が起こっている。Jリーグ勢がまずまずのスタートを切ったのに対して、韓国Kリーグ勢が苦戦を強いられているのだ。
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 韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル日本語版』が報じたのが、第2節の衝撃だ。なんとKリーグの3チームがいずれも東南アジア勢に敗北。「格下と見られた相手に敗れる屈辱」「いい加減な態度で試合に臨んだ結果」と糾弾している。

 現地4月18日に行なわれたゲームで、大邱FCがライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)に0-3、全南ドラゴンズがBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)に0-2でそれぞれ完封負けを喫すると、2年前のアジア王者で今季Kリーグで絶好調の蔚山現代も、ミスが重なってジョホール(マレーシア)に1-2の苦杯を舐めたのである。

『スポーツソウル日本語版』は「3チームいずれも、言い訳のしようがない敗北を喫した。理由にはさまざまな要因が存在するが、韓国では彼らの"試合に臨む姿勢"を指摘する専門家が多い」と記し、「Kリーグの選手たちは韓国で比較的肌寒い天気のなか試合を戦っていたこともあり、ACLが集中開催されている東南アジア各国の現地の高温多湿な気候に慣れず、結果的に試合への没入度が落ちた」との見解を示した。
 

 日本と中国のクラブを除けば、韓国勢は他チームより戦力面で明らかに上回っており、昨季に続く中立国での集中開催は過酷なアウェー移動が避けられるため、総合的に有利に働くとの見方が強い。そのうえで、「ちょっとした気の緩みから緊張感が落ちたからか、試合準備の過程や選手たちの試合に臨む態度が以前までと違う」と指摘。近年の東南アジア勢のレベルアップには目を見張るものがあり、同紙は「ACLでも十分に戦えるまで競争力を高めてきた。東南アジア勢を"格下"と捉えず、慎重に立ち向かわなければ、こうした異変は今後も続くだろう」と予測する。

 そして、「グループリーグが今後4試合残っているとはいえ、Kリーグ勢は今からでも気を引き締める必要がある」と続け、「残りの試合を"背水の陣"の覚悟で戦わなければ、今季ACLでKリーグ勢が全滅してしまう可能性もゼロではない」と警鐘を鳴らした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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