「おそらく今季最も奇妙なイエローカード」パリSG守護神ドンナルンマの謎行動が反響!「どれだけ笑ったかは言わない」

2022年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベンゼマが彼を壊した」

失点に絡み、後半ATには不用意なイエローカードを受けてしまったドンナルンマ。(C)Getty Images

 現地時間4月17日に開催されたリーグ・アン第32節で、首位のパリ・サンジェルマンは勝点差12で2位のマルセイユとホームで対戦。12分にネイマール、前半アディショナルタイムにキリアン・エムバペがゴールを奪い、2―1でフランス版クラシコとも呼ばれる伝統の一戦を制した。

 しかし、ジャンルイジ・ドンナルンマにとっては、チャンピオンズ・リーグ敗退を招く痛恨のミスを犯したレアル・マドリー戦同様、忘れたい夜となったかもしれない。

 まずは1―0で迎えた31分。ドンナルンマは相手のCKを弾き出そうと身体を投げ出すも上手く触れず、ボールはゴール前にこぼれる。その結果、ドゥーエ・チャレタ=ツァルに一時は同点となるゴールを献上してしまった。

【動画】クリアを試みるも失敗…失点を招くドンナルンマの痛恨ミス

 極め付きが、後半アディショナルタイムだ。イタリア代表守護神はペナルティエリアを飛び出し、相手のパスをカット。そしてセーフティにタッチラインの外へ出すが、ボールは壁に当たって、再び自分の足もとへ。すると、ドンナルンマはボールを相手には渡さず、逃げるようにゴールラインの方に向かって、奇妙なボールキープを始めたのだ。

【画像】どうしたドンナルンマ?後半AT、壁当てクリアからのボールキープ

 このまま2―1で逃げ切るための時間稼ぎか、自分がゴールマウスまで戻るための狙いもあったのか、それとも身体が勝手に反応したのか。意図は不明だが、遅延行為としてイエローカードが提示されている。
 
 この行動には、英メディア『SPORT BIBLE』も「おそらく今シーズン最も奇妙なイエローカード」と伝えているほか、世界中のファンも反応。ツイッター上には驚きの声が上がっている。

「なんてこった。週末の草サッカーのようだ」
「どれだけ笑ったかは言わない」
「メニャンになりたがっている」
「ど、ど、どうしたんだルンマ」
「ベンゼマが彼を壊した」
「こんな彼を見ると悲しくなる」
「世界最高のGKになる条件を備えているが、精神的に参っているのだろう」

 マドリー戦で、カリム・ベンゼマに遭った猛チャージから歯車が狂ったか。昨夏のEUROではMVPを獲得した23歳は、シーズン終了までに本来の輝きを取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ここから歯車が狂った?ベンゼマ大爆発&CL敗退の引き金となったあまりに痛いドンナルンマのミス

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