リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、前人未到の４冠について語った。英メディア『90min』が４月18日付けで伝えている。

　ユルゲン・クロップ体制７年目のリバプールは、すでにリーグカップで戴冠を果たし、プレミアリーグでも現在首位のマンチェスター・シティとは、わずか１ポイント差の２位に位置。FAカップとチャンピオンズ・リーグでもそれぞれ、チェルシーとの決勝、ビジャレアルとの準決勝に駒を進めており、夢の全タイトル制覇を射程圏内に捉えている。

　しかし、30歳のディフェンスリーダーに慢心は一切ない。「参加するすべての大会で優勝することは誰もが夢見ることだ」と、意気込みつつも、覇権を争う難敵に警戒心を示す。

「シティはまだリーグ戦のポールポジションにいる。チャンピオンズ・リーグではビジャレアルと対戦するが、彼らは非常に難しい相手だ。（FAカップの）決勝もあるしね。誰も４冠を成し遂げていないが、それには理由がある。ほとんど不可能だからだ」
【動画】絶好調コナテ弾＆マネ２発！４冠達成へグググっと近付いたFAカップ準決勝マンC戦

　悲願達成への望みを繋ぐために、まずは19日にリーグ戦でクリスチアーノ・ロナウドを擁する、マンチェスター・ユナイテッドをきっちり倒さなければならない。

「火曜日の試合はライバルとの対戦で激しいものになるだろうね。ファンも一緒になって楽しむ必要があるし、僕らも全力を尽くすよ。それがシーズン終了まで約束できることであり、何が起ころうとも変わらない」

　過去最強とも言われるレッズは、このままシーズン終了まで勝ち続けられるか。そして、痺れる戦いのなか、南野拓実に出番は訪れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】トロフィーを手に、サポーターの元へ向かう南野の後ろには…激熱シーンをチェック​

【動画】セレブレーションが始まる直前、左端で南野とマネが何やらひそひそ…