「彼の下で成長した選手はいない」39歳悪童がマドリー指揮官を猛攻撃!CL突破は「本当にラッキー。運はいずれ尽きる」

2022年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チェルシーとパリSGに対してひどいプレーをした」

カッサーノ氏(左)がアンチェロッティ監督(右)に噛みついた。(C)Getty Images

 歯に衣着せぬ発言でお馴染みの元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏が、古巣レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督を猛攻撃した。英紙『Daily Mail』が4月16日付けで伝えている。

 現地時間4月12日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第2レグで、決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンを下したレアル・マドリーは、昨シーズン王者のチェルシーとホームで対戦。第1レグは3―1で制していたなか、この日は90分を終えた時点で1―3とされ、形勢はタイとなる。

 それでも迎えた96分、パリSG戦の第2レグ、チェルシーとの第1レグとCL2戦連続でハットトリックを達成していたカリム・ベンゼマが、値千金の決勝点を奪取。2戦合計5―4で準決勝に駒を進めている。
【動画】モドリッチの超絶パスから追いつき、仕上げはベンゼマ!チェルシーとの激闘をプレイバック
 接戦を制し、しぶとく難敵を連破した白い巨人だが、カッサーノ氏は実力によるものではないと考えているようだ。Twitchの『Bobo TV』で、同胞の指揮官に噛みついている。

「レアル・マドリーはチェルシーとパリSGに対してひどいプレーをした。彼は本当に、本当にラッキーだったんだ。しかし、運は遅かれ早かれ尽きるものだ」

 また、今年7月に40歳となる"悪童"は、マドリーがリーグ首位に立っているのは、宿敵がスタートダッシュに失敗したおかげだとも訴えている。

「レアル・マドリーはリーガで上手くプレーできていない。それにバルセロナはスタートが悪かったが、今は違う話だ。アンチェロッティは選手の気分を良くさせるが、彼の下で成長した選手は記憶にない」

 アンチェロッティ監督としては、到底運だけでは成しえないラ・リーガとCLの2冠を実現させ、おしゃべりなOBを黙らせたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

【PHOTO】ドリームチーム撃破、イスタンブールの奇跡、マドリーの3連覇etc...CL歴代王者の戴冠シーンを一挙公開!

次ページ【動画】モドリッチの超絶パスから追いつき、仕上げはベンゼマ!チェルシーとの激闘をプレイバック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事