「今は最高のゲンキ」ダービーで豪快ダイビングヘッド弾の原口元気、日本代表での定位置奪還を宣言!「現状には満足してない」

2022年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

古巣ヘルタ戦で手痛い恩返し!

気持ちのこもったヘディングシュートで今季2点目を奪った原口。(C)Getty Images

 ウニオン・ベルリンの原口元気が躍動している。

 現地時間4月9日に開催されたブンデスリーガの第29節で、ウニオンは同じベルリンに本拠地を置くヘルタ・ベルリンと対戦し、4―1で快勝を収めた。リーグ戦では今シーズン最多得点を挙げたこのダービーマッチで、31分に先制点を奪ったのが、かつてはヘルタでプレーしていた原口だった。

 シェラルド・ベッカーの左サイドからのクロスに、豪快なダイビングヘッドで合わせ、鮮やかにネットを揺らした。大興奮の日本代表MFはチームメイトを引き連れ、すぐさまサポーターの元へ。満面の笑みを浮かべ、喜びを分かち合った。
【動画】古巣とのダービーで原口が渾身の一撃!得点後の行動にはもはや風格が…

 現地誌『kicker』によれば、原口は12日の練習後に取材に応じ、古巣相手に叩き込んだ渾身の一撃を振り返っている。

「とにかく嬉しかったです。以前はヘルタに所属していましたし、感謝もしていますが、今はもうウニオンの選手です。でも、ヘルタがブンデスリーガに残ってくれることを願っています」
 
 上り調子の30歳は日本代表の話題にも触れ、「今のところ僕はレギュラーではありません。この状況には満足していません。自分のポジションを取り戻したいです」と危機感を口に。エース格となりつつある伊東純也や、成長著しい三笘薫らの陰に隠れつつあるなか、定位置奪還を誓っている。

「(カタール・ワールドカップ本番まで)まだ親善試合は6試合あり、そこで自分をアピールすることができます。体調は万全です。今は最高のゲンキだと思います」

 20日に行なわれるDFBカップ準決勝のRBライプツィヒ戦に向けては、「タフなゲームになるでしょうが、チャンスはあります」と力強く語り、『kicker』も「ウルス・フィッシャー監督が彼を起用すれば、ハラグチはこの試合でも旋風を巻き起こすだろう」と、期待を込める。

 ブンデス参戦8年目のサムライは、元気溌剌なプレーを継続して見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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