J１リーグ２ndステージ・７節
モンテディオ山形-サガン鳥栖
８月16日（日）／18:00／NDソフトスタジアム山形
 
モンテディオ山形
２ndステージ成績（６節終了時）：18位　勝点４　０勝４分２敗　２得点・７失点
年間成績（23試合終了時）：17位　勝点18　３勝９分11敗　16得点・31失点
 
【最新チーム事情】
●システムは守備的な3-5-1-1か。
●新戦力のMF小椋とFW高崎は、前節に続き途中出場の可能性が高い。
●MF松岡の出場はコンディション次第。
●鳥栖戦は両チームのユニホームサプライヤーでもある「ニューバランスダービー」。ホームゲーム入場者先着１万5000名にオリジナルタオルマフラーがプレゼントされる。
 
【担当記者の視点】
　前節はアウェーで強豪の川崎とスコアレスドロー。３試合ぶりに無失点で乗り切り、最悪の状態を脱した感はある。とはいえ、第２ステージでは開幕から６試合続けて白星なし。残留を果たすには、早い段階で"１勝"が欲しい。
 
　今回ホームで戦う鳥栖は、ロングボールを中心に攻撃を仕掛けてくる。セカンドボールをどれだけ拾えるかがポイントとなるだけに、３ボランチ──予想ではR・フランク、アルセウ、宮阪の働きが重要になりそうだ。
 
　組織的な守備網を築いたうえで、喉から手が出るほど欲しいゴールをどう奪うか。宮阪と石川のセットプレーはもちろん、ディエゴの決定力にも期待したい。
 
サガン鳥栖
２ndステージ成績（６節終了時）：12位　勝点６　１勝３分２敗　６得点・９失点
年間成績（23試合終了時）：13位　勝点26　６勝８分９敗　28得点・41失点
 
【最新チーム事情】      
●豊田、林といった攻守の軸が先発復帰か。
●代表組の藤田、キム・ミヌもコンディションに問題なし。
●エースの帰還により、やり慣れた４-２-３-１へ回帰？
 
【担当記者の視点】
中17日間でリーグ再開を迎えるとあって、休養十分で臨めるのは大きなメリットとなる。故障離脱していた豊田、林、丹羽といった主軸も順調に練習をこなしており、今節で復帰予定。ほぼ万全のチーム状態で山形戦に臨めそうだ。
 
「この２週間で鳥栖がやるべきことを強調した」と語った指揮官は、そのなかで山形対策も練ってきた模様。山形のプレッシングには注意しつつも、「逆に相手にボールを持たせてもいいかもしれない」としている。
 
　このところ３-４-２-１が多かったシステムも、豊田の復帰にあわせて戦いなれた４-２-３-１に戻すと予想。13位という年間順位を見ても決して余裕があるとは言えないだけに、アウェーとはいえ絶対に勝点３が欲しい山形戦に向け、必勝態勢で臨む。