UEFAがアトレティコに懲戒処分へ。CLシティ戦でのサポーターによる問題行動が発覚

2022年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

スタジアムでの”蛮行”が明らかに

超守備的なシステムで臨みながらもシティに1点を奪われたアトレティコ。この試合でのファンの行動が問題となっている。(C)Getty Images

 現地時間4月5日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第1レグで、マンチェスター・シティとアトレティコ・マドリーが対戦。ホームの前者が1-0で勝利を収めている。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ監督が採用した守備時に5バックの前に5人を並べる5―5―0のシステムや、シティサポーターが掲げたジョゼップ・グアルディオラ監督が葉巻を吸う姿の巨大な横断幕などが話題となったこの一戦で、一部のファンによる蛮行も明らかになった。英紙『The Guardian』などが報じている。
 
 欧州サッカー連盟(UEFA)は8日、エティハド・スタジアムで行なわれたこの試合に参加したサポーターの行為をうけ、アトレティコに対して懲戒手続きを開始したと発表した。

 告発された問題は2件。ひとつはピッチ内に危険物を投げつけた件、そしてもうひとつは、ナチス・ドイツの敬礼を繰り返した件だ。

 すでに、後者のサポーターの行動は現地ファンのカメラに捉えられた動画が出回っており、現地メディアの報道によれば、「スタジアム外にあるシティの施設の前でもナチスの旗を掲げるなどの行動が確認されている」という。

 今後はUEFAの倫理・懲戒委員会によって処分の詳細を決定。アトレティコには罰金が科せられるほか、クラブがサポーターに対しても何らかの独自の処分を科す可能性があるという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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