「ロナウドの生贄になる理由はない」韓国メディア、W杯同組のポルトガルとの対戦に自信!「戦力は豪華だが、弱点がある」

2022年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ブラジルやフランスほど怖くはない」

C・ロナウドと韓国のエース、ソン・フンミン(右)との対戦も注目だ。(C)Getty Images

 現地4月1日に行なわれたカタール・ワールドカップの組分け抽選会で、韓国はH組に入り、ポルトガル、ガーナ、ウルグアイとの対戦が決定した。日本と同様に、厳しいグループを戦うことになったと言えるだろう。

 韓国メディア『InterFootball』は対戦国を分析し、最初に当たるポルトガルについては、「ロナウドがいるが、弱点はある」と見出しをつけた記事を掲載。「FIFAランキング8位という数字が語るように、H組で戦力は一番強い。ワールドカップでトロフィーを掲げたことはないが、ポルトガルが毎回優勝候補に挙げられるのには理由がある」と綴っている。

「クリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)をブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)、ルベン・ディアス、ベルナルド・シウバ、ジュアン・カンセロ(以上マンチェスター・シティ)、ジュアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー)などのワールドクラスの選手たちがサポートしている。補佐するだけだと思ってはいけない。彼らも試合を決定づける能力を持っている」

 そう警戒したうえで、「ただし、スカッドに比べて組織力は落ちる。明らかにポルトガルは強いが、ブラジルやフランスほど怖くはない。勝てるシナリオは十分に描いてみることができるチームだ」と評し、付け入る隙はあるとの見解を示した。

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 そして、現在韓国を指揮するパウロ・ベントの後任として2014年から母国を率いているフェルナンド・サントス監督については、「百戦錬磨」としながらも、「最近は国内でも批判を受けている」と指摘している。

「批判される理由は苦しい戦術のせいだ。就任初期より戦力が格段に良くなったのに、成績は逆行している。実理的なやり方で成功を味わった監督なので、果敢な戦術にトライはしていない。新鮮な食材が溢れているのに、調味料の味しかしない料理のようだ」 

 また、敵の大エース、C・ロナウドについては、「マンUで大変な時間を過ごしているとはいえ、ロナウドはロナウドだ」とし、こう綴っている。

「決定力だけは相変わらず世界最上級だ。現在のポルトガルを彼のワンマンチームと言うことはできないが、それでも韓国が最も警戒すべき選手はロナウドだ」

 同メディアは、「37歳のロナウドはこれが最後のワールドカップになる可能性が高い。有終の美を収めようとするだろうが、韓国がその生贄になる理由はない」と報じている。

 豪華メンバーを揃えた難敵だが、勝機は十分にある――。同メディアはそう見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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