現地時間４月５日に開催されたチャンピオンズ・リーグ（CL）準々決勝の第１レグで、マンチェスター・シティ（イングランド）がアトレティコ・マドリー（スペイン）をホームに迎えた。

　事前の予想通り、10分過ぎから一方的にボールを支配したシティは、しかし５バックの前に、５枚を置くアトレティコの"10枚ブロック"を崩せず、決定機を作り出せない。たまらず21分にギュンドアンがミドルを放つが、大きく枠を外れる。

　スコアレスで折り返した後半、アトレティコがようやく攻撃に転じるようになるなか、シティは55分にいい位置でFKを獲得。これをデ・ブルイネが狙うも、GKオブラクの好セーブに阻まれる。64分にはCKからラポルトはヘッドで合わせるも、枠を捉えられない。
 

　しかし70分、２分前に３枚替えで入ったばかりにフォデンのスル―パスを受けたデ・ブルイネが正確なシュートを流し込み、ついに均衡を破る。グアルディオラ監督の策が見事に的中するかたちとなった。
【画像】出場から１分17秒で見事な股抜きスルーパス！フォデンが絶妙アシスト

　さらに80分にもフォデンの突破から、デ・ブルイネがシュートを放つも、敵にブロックされる。

　最後まで主導権を渡さなかったシティが、このまま１-０で先勝。アトレティコ・ホームでの第２レグは、４月13日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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