ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクの練習場がロシア軍の攻撃に晒されたようだ。

　２月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、依然として続いている。北部など一部でロシア軍が撤退した地域もあるが、攻撃を止める気配はない。

　当然ながら、サッカー界も戦争に巻き込まれている。ディナモ・キエフと並ぶ国内きっての強豪であるシャフタールは、東部にある本拠地のドネツクの戦火が激しいため、キーウに練習拠点を置いている。そのトレーニング場に着弾があったようだ。
 

　シャフタールが４月４日に公式SNSで発表したところによれば、１発が練習場のピッチに、１発が併設する建物に当たったという。

　ピッチに穴が空いたショッキングな写真を投稿されると、インスタグラムのコメント欄にはロシア軍に対する怒りの声が寄せられた。

「戦争を今すぐやめろ！」
「思い出の場所だったのに」
「これがあいつらの言う軍事施設か？」
「ロシアのクソったれ」
「これらの戦争犯罪は恐ろしい」
「全てロシアのせいだ」
「ロシア軍のケダモノめ」

　人的被害がなかったことだけが、不幸中の幸いだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ミサイル攻撃により、ピッチに大きな穴が空いたショッキングな写真