「守備の柱でゴールへの嗅覚もある」吉田麻也の攻守に渡る貢献に敵メディアも注目!「彼の経験が武器と…」

2022年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「様々なサッカーを経験してきた」

ローマの専門メディアが吉田麻也に注目した。(C)Getty Images

 ゴールへの嗅覚を持つワールドカップ出場を決め、ベトナム戦で得点した勢いを、セリエAの舞台にも持ち込めるか。

 吉田麻也が所属するサンプドリアは、4月3日のセリエA第31節で強豪ローマと対戦する。ローマの専門サイト『ROMANEWS』は4月1日、同クラブの最終ラインの主力ロジェール・イバニェスと比較するかたちで吉田を取り上げた。

 同メディアは「日本の素晴らしい桜の庭園からセリエAの舞台へ。マヤ・ヨシダはサウサンプトンでの経験を経て、サンプドリアに移籍し、今では守備陣の柱のひとりとなっている。ただ、ポジション争いに勝たなければいけないときもある」と、独特な表現で吉田を紹介している。

「数字が示すように、彼も守備陣の中ではゴールへの嗅覚を持つ選手だ。現在はリーグ戦で22試合に出場し、2得点・3アシスト。シュート数はオマール・コリーに劣るが、アントニオ・カンドレーバ(10)、フランチェスコ・カプート(5)に続くチーム3位のアシストを記録している。さらに、キーパスは6本、ビッグチャンス創出は4回だ」

【動画】現地メディアも注目!吉田麻也の高精度アシスト
「ただ、彼の仕事が守備であることを忘れてはいけない。距離を走り(1試合平均約9キロ)、かなりの数のボール奪取(112)を記録。空中戦でも引けを取らない(39勝18敗)。加えて33歳、前述のようにイングランドからオランダ、そしてイタリアに来るなど、様々なサッカーを経験してきた」

 最後に、ROMANEWSは「88年生まれの彼の実践主義と経験が、相手の攻撃を抑えるのに正しい武器となるのか。それとも、(イバニェスの)気迫と放胆さか。お楽しみだ」と締めくくった。

 1月に負傷して1か月半ほど戦列を離れた吉田は、2月末のアタランタ戦で後半から出場して復帰を果たすと、続く2試合で先発出場。だが、3連敗を喫したマルコ・ジャンパオロ監督は、前節で日本代表DFに代えてアレックス・フェラーリをスタメンに起用している。

 サンプドリアが白星を取り戻した前節で、終了間際からの途中出場にとどまった日本代表のキャプテンのクラブでのシーズン終盤戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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