「彼は十二分に起用に値する」長谷部誠が7試合ぶりに先発復帰へ? フランクフルト指揮官が会見で明言

2022年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

累積警告で主力CBが欠場

先発復帰の可能性が浮上している長谷部。 (C)Getty Images

 現地時間3月31日、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が、4月2日に行なわれるブンデスリーガ第28節のグロイター・フュルト戦の試合前会見に出席した。

 代表ウィーク明けの一戦となるこの試合で、主力のひとりであり、3バックの中央を務めるCBマルティン・ヒンターエッガーが累積警告のために出場停止となる。そのため、空いた3バックの中央には、7試合ぶりの先発となる長谷部誠が復帰しそうだ。

 グラスナー監督はこの点について記者から質問を受けると、長谷部について「十二分に起用に値する選手だ」とコメント。さらに「ほかに何もなければ、彼はスターティングイレブンに名を連ねるだろう」と先発起用についても概ね認める発言をしたという。現地メディア『Bulinews』など複数のメディアが報じている。
 
 長谷部は2月5日に行なわれたブンデスリーガ第21節のシュツットガルト戦で、ゴール前のハイボールに対処する際、GKケビン・トラップと激突。すぐに交代し、状態が懸念されていた。

 地元の病院に運び込まれ、クラブドクターなども含めた検査の結果、気胸と診断。リハビリを続け、26日に行なわれた第24節バイエルン戦でベンチ入りを果たしたが、ここまでの4試合で出場はない。

 38歳のベテラン戦士は先日、今年6月末までだった契約をさらに更新し、2027年夏までの契約にサインした。引退時期を明確にしたわけではないが、選手としての契約を1年延長し、以降の年数は指導者としての契約だと説明されている。クラブからの信頼が厚いことは言うまでもなく、指揮官からの信頼も勝ち取っている。

 グラスナー監督は「バルセロナといい試合をするためには、まずフュルトに勝利しなければならない」とあくまで勝利を目指すと宣言。グロイター・フュルト戦を終えた後、チームはヨーロッパリーグのラウンド・オブ16第1レグ、バルセロナ戦に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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