「選手たちの態度に失望した」“初黒星”を喫した韓国代表戦士たちにベント監督が苦言!「最悪のパフォーマンスだ」

2022年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「敗北は妥当な結果だ。今日の戦いぶりは正常ではなかった」

覇気が感じられなかった韓国代表にベント監督が喝を入れた。(C)REUTERS/AFLO

 指揮官の口からは厳しい言葉が飛び出した。

 現地時間3月29日、ドバイで開催されたワールドカップ最終予選、UAE代表vs韓国代表の一戦はホームチームの快勝に終わった。すでに本大会出場を決めていた韓国はソン・フンミンやファン・ヒチャン、ファン・ウィジョらフルメンバーで臨み、グループ1位突破を期したが敵の堅牢を最後まで崩せず、少ないチャンスをモノにされて0-1の敗戦。今予選で初めて黒星を喫し、グループ2位で全日程を終えた。

 試合後、韓国代表のパウロ・ベント監督はチームの戦いぶりに苦言を呈した。全国紙『スポーツソウル』日本語版が伝えている。

 ポルトガル人指揮官は「今日の試合は明確に我々が良くなかった。敗北は妥当な結果だ。自分たちの目標(プレーオフ進出)を成し遂げたUAEを祝福したい」と称えたうえで、次のように話した。

「今日の試合は我々がこれまで見せてきた姿ではなかった。最悪のパフォーマンスだ。結果だけでなく選手たちの態度にも失望した。相手は目標達成のためにすべてを懸けて試合に臨んだが、我々にはそれほどの野望、モチベーションがなかったように感じる。

 もちろん私にも責任があるが、選手たちも責任を感じてUAE戦を振り返らなければならない。これからの戦いを今日のようにしたいのか、(ホームで2-0の勝利を収めた)5日前のイラン代表戦のようにしたいのか、考える必要がある」
 

 さらに、「今日の戦いぶりは正常ではなかった。これは一種のシグナルだろう。この意味をよく理解することができなければ、今後ふたたび問題が生じる可能性がある」と続けた52歳。ワールドカップ本大会に向け、あえて選手たちを叱咤激励し、しっかりと手綱を締めた印象だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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