「確実に恋しいのは…」旗手怜央が明かす日本とスコットランドの“違い”「あまり好きじゃない」こととは?

2022年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼にクオリティがあることは、我々みんなが知っている」

スコットランドの生活について語った旗手。(C)Getty Images

 異国の地での生活や、母国とは違うサッカーのスタイルに馴染むのに、時間がかからない選手もいれば、一定期間を必要とする選手もいる。冬のセルティック移籍で日本を飛び出した旗手怜央は、まだスコットランドでの生活に完全には慣れていないようだ。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、旗手は『Celtic View』で「自分が慣れたかどうかは分からない。でも毎日、もっと学ぼうと最善を尽くしている」と話した。

「まだ新しい文化に適応するプロセスの途中だ。文化、環境、ピッチ、天候と、すべてがここは違う。サッカー以外でもそういうところが僕には簡単じゃない。取り組んでいるところだ」

 また、日本代表MFは「街の風景はとても美しいね。でも、ここは太陽がない。それだけは、今のところあまり好きじゃない」と本音を明かしている。

「もうひとつ、確実に恋しいのは、もちろん食事だ。家に帰ると寿司や焼肉が恋しくなる。温泉もね。慣れ親しんだものだから、恋しいよ。ここの寿司はまだ試していないけど、スコットランドのサーモンは何度か食べた。おいしかったよ」

【動画】イエローカードは妥当? 物議を醸した旗手の激しいタックル
 旗手のコメントを受け、『67 HAIL HAIL』は「生活におけるいくつかの点で彼が困っているのが見てとれる。彼はそれについてオープンであり、サポーターに伝えるのは重要なことだ」と伝えた。

「これらは、彼が安定していないことに別の光を当てる。苦しんでいることを明かした今、新たな見方が出てくるだろう。忍耐がいかに大切かを示している。彼にクオリティがあることは、我々みんなが知っている。だが、スコットランドでの生活に完全に適応するために必要な時間を与えない限り、そういう安定しない時期を見続けることになる」
 同メディアは「人はみんなそれぞれ違う。こういうことに対する心持ちは様々だ」と続けた。

「キョウゴ・フルハシがすぐにスコットランドに火をつけたからといって、移行が簡単というわけじゃない。キョウゴがそう見せたというだけだ。ハタテやマエダ、イデグチに同じ期待をすべきでない」

『67 HAIL HAIL』は「スコットランドでの生活に馴染めるよう、ハタテがあらゆる努力をしていることが分かったのは素晴らしい。我々がタイトルを目指す中で、彼があれほど大きなインパクトを残せたことは見事だ。彼のメンタリティーを強く表している」と、期待をうかがわせた。

「我々に必要なのは、シンプルに、ここでのキャリアに完全に慣れるために必要な時間と空間を彼に与えることだけだ。ひとつ確かなのは、彼には確実にクオリティがあるということである」

 加入直後に大きなインパクトを残した旗手だが、その後はパフォーマンスの低下を批判された。初の国外挑戦で様々な経験を積んでいる24歳が、さらに成長して飛躍するのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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