元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』を更新。３月29日に行なわれるカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選、ベトナム戦のメンバー選考について、「いままでのベストメンバーでいってほしい」と希望を口にした。

　24日のアジア最終予選でオーストラリア代表に２-０の快勝した日本代表は、７大会連続７回目のW杯出場が決定。29日には、ホームで今予選のラストマッチ、ベトナム戦へ挑む。

　埼玉スタジアム2002で行なわれるベトナム戦は、新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置の解除に伴い、観客制限なしで開催される。闘莉王氏は「ベストメンバーでいってほしいし、取れれば10点、20点くらい取ってほしい。そしてスタジアムに来てくれる人たちに、やっぱりサッカーは楽しいと思ってもらえるようなメンバーを選んでほしい」と期待を寄せた。
 

　また、ベトナム戦で見たい３トップには、現状のベストメンバーだとして、最終予選で４試合連続ゴールを飾った伊東純也、前節のオーストラリア戦でともに途中出場し、２ゴールを挙げた三笘薫と果敢にシュートを狙うなど好パフォーマンスを見せた上田綺世の名を挙げた。

「やっぱり僕は前の選手が好きなんです。この予選を突破できたのは伊東のおかげだし、伊東がこれほどの活躍をしてくれるとは思わなかった。良い驚き。三笘のプレーもすごく好きだし、違いを出してくれる選手で、まだ若いし、（ベトナム戦での）出来がすごく気になる。最近は上田綺世のプレーも気にしていて、調子の良さを感じる」

　すでにW杯出場を決めたことで、ベトナム戦はテストの色合いが濃くなりそうだ本。大会のメンバー入りへ、選手たちの生き残りを懸けたアピールの場となるベトナム戦は、本日29日の19時35分キックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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