直近3試合は出番なしの柴崎岳。ベトナム戦でチャンスを得られれば「自分らしいプレー」に専心

2022年03月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すべては、チームとしてのパフォーマンスがどうであるか」

ベトナム戦で柴崎の出番はあるか。ピッチに立てば「自分らしいプレーでパフォーマンスしたい」と意気込む。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 敵地での前節オーストラリア戦で2-0の勝利を収めた日本代表は、7大会連続7回目のワールドカップ出場を決めた。3月29日には予選ラストマッチとなるベトナム戦をホームで迎える。試合前日に柴崎岳がオンラインでの取材に応じた。

 昨年9月にスタートした最終予選で、当初はスタメンを張っていた柴崎だが、徐々にプレータイムが減り、直近3試合はベンチスタートで出場の機会もなかった。

 難しい時期を柴崎は次のように振り返る。

「代表に呼ばれたり、試合に出るために、最善の準備をして、その時にできるパフォーマンスを出そうというふうに思っていたので。そのパフォーマンスが良かろうと、悪かろうと、それを受け入れる覚悟でいましたし、すべてはやっぱり、チームとしてのパフォーマンスがどうであるかというところなので、自分のプレータイムが少なかろうと、チームが良い方向に進むために、というところも念頭に置いて、代表期間中は過ごしていました」
 
 カタール行きが決まったいま、本大会に向けてまた新たなサバイバルが始まった。次戦のベトナム戦は、ひとつのアピールの場となる。現在の森保ジャパンの主戦システム4-3-3で、アンカーの定位置を確保している遠藤航は、コンディション調整のために途中離脱。柴崎が中盤の底で出番を得る可能性はある。

「チームとして機能するひとつの役割というのは、求められたものがある」と考えている柴崎は、「普段は航がそこのポジションを務めてはいますけど、自分はどんなポジションであっても、自分らしいプレーでパフォーマンスしたい」と力をこめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】三笘、久保、上田らスタメン入りに向けてアピール!トレーニングを続ける日本代表!

【独自映像】ベトナム戦のスタメン判明!?急遽フルメニュー公開となった日本代表トレーニング!
 

次ページ【独自映像】ベトナム戦のスタメン判明!?急遽フルメニュー公開となった日本代表トレーニング!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事