「インサイドハーフで勝負したい」旗手怜央、“ライバル”守田&田中との定位置争いへ。初の海外セルティックで得たヒント

2022年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「改めて結果をすごく求めるようになった」

旗手が日本代表での定位置確保への思いを口にした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 旗手怜央が3月27日、オンライン取材に応じ、日本代表での定位置確保への思いを口にした。

 旗手は今回、川崎フロンターレからセルティックに移籍した昨年末以降、初の代表招集となった。初めて経験した海外でのここまでのプレーを振り返り、新しい環境やサッカースタイルへ適応する難しさを口にした。

「日本とは環境も違いますし、ピッチコンディションや気候も全然違うので、そこに慣れるのに時間がかかった。その次にサッカースタイルの違いや、球際の激しさ、攻守の切り替え、プレースピードの速さなど、やっぱりそこの違いにも適応するのはすごく難しかった」
 
 とはいえセルティックでは、デビュー2戦目となった1月の23節ハーツ戦で移籍後初ゴール。また2月に行なわれた22節のレンジャーズ戦では、2ゴール・1アシストの大活躍を見せ、現地の評価もうなぎ上りに。旗手は「改めてゴールやアシストの結果をすごく求めるようになった」と結果を出すことの重要性を再確認した。

 SBや前線など、様々なポジションをこなすことができる旗手は、日本代表でも、クラブで務めている「インサイドハーフで勝負したい」と語気を強める。インサイドハーフで現在レギュラーである守田英正と田中碧との定位置争いに向けても、個人の結果を強調した。

「やっぱり僕は攻撃的な選手なので、(日本代表でも)結果を求めたい。ただ人と比べることなく、自分は自分自身で特長を出していきながらやることが一番良いと思うので、そこまで(守田&田中と)比較をせず、自分自身にフォーカスしていきたい」

 旗手は「憧れの舞台」だというW杯のメンバー入りを目指し、「(11月21日に開幕するW杯まで)残り少ないですけど、短い期間でまた成長したい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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