「わざとじゃない」大久保嘉人がW杯予選でGKに“蹴り”→一発レッドを回想「どうしようと思って、ずっと倒れてた」

2022年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「『お前、何やってんだ』って笑いながら。それで終わった」

大久保氏が鈴木氏のYouTubeチャンネルに出演。代表時代のエピソードを語った。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表の鈴木啓太氏が自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。ゲスト出演した元日本代表の大久保嘉人氏が、代表時代のエピソードを明かした。

 2008年6月7日に行なわれた南アフリカ・ワールドカップのアジア3次予選で、日本は敵地でオマーンと対戦。1-1で引き分けたこの試合に大久保氏は先発出場し、74分に一発レッドで退場となる。ゴール前で激突した相手GKに直後、思わず"蹴り"を入れてしまう。

「蹴ったね~、あれは。一発退場」と苦笑いする大久保氏。どうやら相手GKの足が大久保氏の股間を直撃したようで、鈴木氏から「あれは反射なの?」と問われると、「反射なんですよ。わざとじゃない」と答える。

 しばらくピッチに倒れ込んでいた。それは痛みとはまた別の理由があったようだ。

「退場って分かったから。痛がっていて、担架で運ばれたけど、これはちょっと……立てないなっていう気持ち。どうしようと思って、ずっと倒れてた」

 鈴木氏が「申し訳ないなという気持ちと、恥ずかしさと。ここはちょっと俺が立たないほうがいいかな、みたいな?」と聞かれた大久保氏は「そうそう」とうなずく。
 
 当時の日本代表を率いていたのは、岡田武史氏。試合後に件の振る舞いを問いただされ、「蹴りました」と大久保氏が正直に認めると、「『お前、何やってんだ』って笑いながら。それで終わった」という。

 日本はその後、無事に予選を突破。本大会で大久保氏は主力メンバーのひとりとして、岡田ジャパンの全4試合に先発。攻守両面で献身的なプレーを見せ、チームのベスト16進出に大きく貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連動画】鈴木啓太氏と大久保嘉人氏が対談「立たないほうがいい、みたいな?」「そうそう」

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