現地木曜日にシドニーで開催されたワールドカップ最終予選、オーストラリア代表vs日本代表戦は、アウェーチームの２-０勝利に終わった。終盤に途中出場の三笘薫が鮮烈な２ゴールを奪い、鬼門だった敵地で３ポイントを奪取。これでグループ２位以内を確保し、７大会連続７回目の本大会出場を決めた。
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　拮抗した前半の試合展開で、存在が際立っていたのがオーストラリア代表の守護神、マシュー・ライアンだった。レアル・ソシエダでプレーする29歳は試合後、テレビのフラッシュインタビューに応え、次のように言葉を紡いだ。

「ひどく痛めつけられた。（チームの）努力に報いることができなかったね。僕たちはピッチ上ですべてを出し切ったわけで、その点においては疑いの余地はなかった。でも不幸にも、十分なチャンスを創出できず、ゴールを挙げることができなかったんだ」
 

　３位確定でグループＡとのプレーオフ、さらにその先には南米５位との大陸間プレーオフが待ち受けるが、ライアンは「まだチャンスがあるんだ、落ち込んでいる場合じゃない。僕たちはまだ死んではいないよ」と気丈に顔を上げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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