「もっとできるやろ」松井大輔&福西崇史が森保ジャパンを熱く語る! 遠藤、守田、田中の中盤は「軸がしっかりしてきた」

2022年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

最前線の大迫が孤立する課題にも言及

松井が自身のYouTubeチャンネルを更新。ゲストの福西氏と現在の日本代表について意見を交わした。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表でY.S.C.C.横浜に所属する松井大輔が3月23日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。ゲストで登場した元日本代表の福西崇史氏と、現在の日本代表について意見を交わした。

 ワールドカップ・アジア最終予選で5連勝中と勢いに乗る日本は、24日にアウェーでオーストラリア代表と対戦。この試合に勝てば、7大会連続7回目のW杯出場が決定する。しかし振り返れば今予選は、初戦のオマーン戦を0-1で落とし、10月のサウジアラビア戦も0-1で敗戦と、良いスタートを切ることができなかった。

 福西氏は「アジア予選は本当に難しい」と強調。「俺らのときも、対日本ということでめちゃくちゃ研究されて、やりたいことがなかなかできなかった。それでもこじ開けなきゃいけないから、リスクを負っていくけど、絶対に負けられん、点も取られたらあかんし、めちゃくちゃピリピリしてた」と自身の経験を踏まえつつ、アジアの厳しさを語った。
 
 敗れたオマーン戦とサウジアラビア戦など、森保ジャパンがシリーズ2連戦の初戦で苦戦を強いられる傾向にある現状にも触れ、福西氏が「初戦が大変なのは、コロナ禍もあって準備ができないから。2連戦の前、最初に集まったときってめちゃくちゃやりづらかったやろ?」と問うと、松井は「全員のタイプが違いすぎて1個にまとまらない。3日ではフィットできないですよね」と共感。短い準備期間で連係を高める難しさにも言及した。

 また注目選手として、福西氏は中盤の3枚、遠藤航、守田英正、田中碧の名前を挙げ、「(インサイドハーフの)守田と田中のフロンターレコンビと、(アンカーの)遠藤のバランスがうまくいっているので、軸がしっかりしてきたなと思う」と評価した。

 松井は一方で、「田中と守田がワイドに開くときがある。そうなると真ん中がぽっかり空いて、大迫(勇也)が1人になってしまう。それが悲しい」と課題も口に。これに福西氏は「そこは遠藤がいろんな幅をきかせなきゃいけないし、2ボランチにしてもいいし、左の南野(拓実)が中に入ってきてもいい。森保監督と会話をしながら微調整ができれば、バランスはうまくとれるはず」と返し、自身が考える解決策を提示している。

 W杯出場が懸かる敵地での豪州戦で、森保ジャパンはいったいどんな戦いぶりを見せてくれるのか。運命の一戦はこのあと日本時間18時10分にキックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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