U-21日本代表、大岩監督の“初陣”を白星で飾る! 小田裕太郎の決勝弾でU-23クロアチア代表を1-0撃破【ドバイカップ】

2022年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

再三の決定機を決め切れず1点が遠かったが…

果敢にシュートを放った藤尾。U-21日本代表が、U-23クロアチアを1-0で下し、ドバイカップで白星スタートを切った。写真:松尾祐希

 パリ五輪を目指すU-21日本代表は3月23日、ドバイカップU-23の初戦でU-23クロアチア代表と対戦。ヨーロッパの強豪を1-0で下し、大会白星スタートを切った。

 昨年12月の大岩剛監督就任以降、初の国際試合となるU-21代表は、西尾隆矢や鈴木唯人らが先発。試合開始1分、斉藤光毅が左サイドでのカットインから鋭いシュートを放つなど、立ち上がりから日本がチャンスを作る。

 CBの馬場晴也と西尾隆矢が積極的に縦パスを中盤につけ、攻撃の起点となると、そこからテンポの良いパス回しで相手を翻弄していく。22分、斉藤が左サイドからドリブルで敵陣深くに侵入し、クロスを供給。これに藤尾翔太が頭で合わせるも、GKカルロ・センティッチに阻まれる。

 45+2分にも藤尾が、ペナルティエリア内で反転シュートを放つが、これもGKに左足一本で防がれ、スコアレスのまま前半を折り返した。
 
 後半も、体格差のあるクロアチアを相手に球際で負けず、ボールを保持して押し込む展開が続く。60分、藤田譲瑠チマがペナルティエリア手前中央から強烈なミドルシュートを放つ。GKの弾いたこぼれ球に藤尾が詰めるが、枠の上に外してしまう。

 その後は引いてブロックを固めるクロアチアに苦戦するも、相手の一瞬の隙を突き81分についに先制点。荒木遼太郎のゴール前への浮き球のパスに反応した途中出場の小田裕太郎が、GKを冷静にかわして無人のゴールに流し込んだ。

 この一発が決勝ゴールとなり、クロアチアを撃破。U-21代表は次戦、26日にU-23カタール代表と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】U-21日本代表 5-1 横浜F・マリノス|注目試合のハイライトをチェック!

【PHOTO】2024年のパリ五輪を目指し"大岩ジャパン"が始動!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事