日々もたらされるロシア軍による攻撃のニュースに、胸が張り裂ける想いだろう。ウクライナの英雄アンドリー・シェフチェンコは、窮状を訴えったり、募金活動をしたりすることで、母国を救おうと奔走している。

　ウクライナ代表のエースとして活躍し、監督も務めた名手は、３月21日にも、ロシアの軍事侵攻についてコメントした。母国メディア『CHAMPION』が伝えている。

「ウクライナ人は選択、自由と民主主義のために戦っている」と強調したシェフチェンコは、「非武装の人々が戦車を止めているのを見るのは信じられない気持ちだ。ウクライナ人は最後まで守ろうとするだろう。誰もロシアに納得していない」と語った。
 

　さらに、「ロシアでは特殊作戦と言っているが、 特殊作戦ではない。罪のない人々の殺害だ。 都市を取り囲み、ただ爆撃するだけだ」と怒りを露わにしている。

　先日はキエフ近郊に母親や親族がまだ残っていると明かしていたシェフチェンコ。家族の安否を気にしながら、精力的に発信を続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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