「日本の大一番を前に…」前田大然の代表辞退に海外メディア記者も困惑! 「セルティックにとってはグッドニュース」

2022年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もし理由がケガなら、ケガだと言ったはず」

コンディション不良による代表辞退が発表された前田。(C)Getty Images

 3月21日、日本サッカー協会は、3月24日にオーストラリア代表、29日にベトナム代表とのカタール・ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表に招集されていた前田大然(セルティック)が、不参加になることを発表した。

 離脱の理由はコンディション不良。すでに負傷によって代表を辞退している大迫勇也、酒井宏樹に続いて3人目の離脱者となった。

 この一報に、日本の情報を発信するジャーナリストたちも驚いた様子。ダン・オロウィッツ記者は「速報。なんとダイゼン・マエダが日本代表から撤退したことが発表された」と自身のツイッターでつぶやくと、リアム・オハラ記者からは「ダン、これはなぜだと思う? 日本のための重要なゲームを控えているので、深刻な懸念がない限りは辞退しないだろうと思う」と反応した。
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 これに対し、オロウィッツ記者は「もし理由がケガなら、(辞退の理由を)彼らはケガだと言ったはず。彼は、明日の朝にズームでのミックス取材が予定されていたので、これは急遽決まったことだろう」と返信し、オハラ記者は「セルティックにとってはグッドニュースだが、日本にとっては心躍らない出来事だろう…」と返答した。

 というのも、リーグタイトル奪還を狙う首位セルティックは、4月3日に2位レンジャーズとの大一番を控えている。3ポイント差で迎える宿敵との直接対決だ。代表ウィーク中にコンディションを整えることができれば、公式戦2連発中の前田が万全な状態で臨めるという希望的観測がある。

 ちなみに、海外のサポーターからは「コロナ陽性とか?」「彼は、昨シーズンのJリーグから休みなしで1月からスコットランド・リーグに直行した。休憩が必要かもしれないと考えたのでは」「堂安を呼べばいいのに。昨日ゴールしたし」といった声が挙がっている。

 さらに、アジアサッカーを専門とするポール・ウィリアム記者は「フルハシが不在、大迫も不在、マエダもアウト。オーストラリア代表も日本代表も満身創痍だ」とつぶやいている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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