現地時間３月20日に開催されたオランダ・リーグ第27節で、堂安律が所属する２位のPSVは、15位のフォルトゥナ・シッタルトとホームで対戦し、５―０の大勝を収めた。

　16日に発表された日本代表メンバーから漏れた際には、「逆境大好き人間頑張りまーす！」と、ツイッターで宣言していた堂安は、公式戦３試合連続で先発出場。決定的な仕事をやってのけたのは、１―０で迎えた39分だった。

　カウンターから持ち上がったレフティは、エラン・ザハビとゴール前でワンツー。最後は浮き球のリターンパスに対し、身体を反転させてから右足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らした。

　17日のコペンハーゲン戦（〇４―０、ヨーロッパカンファレンスリーグ）でも絶妙なラストパスでアシストを記録していたなか、またも宣言通りの活躍で、今シーズンの得点数は大台まであと一歩に迫る９点（リーグ戦では６点）となった。
【動画】くるりと身体を反転させ、右足で冷静にフィニッシュ！落ち着き払った堂安の今季９点目

　そして試合終了直後には、ツイッターを更新。先の"逆襲宣言"の投稿に付け足す形で、「2 games 2 win 1 goal 1 assist not bad（２戦２勝、１ゴール・１アシスト。悪くない）」と、自信たっぷりのメッセージを投稿した。

　これには国内外の多くのファンが反応し、様々なコメントが寄せられている。

「このギラギラした感じが好きだ」
「こういう選手好きだわ」
「結果で黙らすのがかっこいい」
「うん。悪くないよね。見てる？森保さん？」
「これでも呼ばれないのはどうかしてる」
「過小評価されている」
「大きな心と大きな才能を持ったサムライ」

　23歳の"逆襲"は、まだまだ始まりに過ぎないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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