現地時間３月20日に開催されたFAカップの準々決勝で、リバプールは２部のノッティンガム・フォレストと敵地で対戦。ノーリッジとの５回戦では２ゴールを挙げ、先発が期待された南野拓実はベンチスタートとなった。

　リバプールは立ち上がりから押し込み、28分にはショートカウンターからフィルミーノがGKホーバスと１対１の決定機を迎えるも、モノにできない。

　さらに43分には、エリオットの落としにペナルティエリア内で反応したゴメスが右足を振り抜くが、大きく枠を外れる。
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　スコアレスで折り返すと、64分に一挙４枚替えを敢行。ディアス、ヘンダーソン、チアゴ、そして南野を送り込む。日本代表の10番はノーリッジ戦以来、５試合ぶりの公式戦出場となった。
　
　しかし、その後もフォレストの粘り強い守備に手を焼き、思うようにチャンスを作れない。76分にはカウンターから最後はジンカーナゲルにシュートを浴びるも、わずかに枠の右に外れる。

　ピンチを逃れると、直後の78分についに均衡を破る。ツィミカスのクロスにジョッタがファーで右足をいっぱいに伸ばして合わせ、ゴールに流し込んだ。
　
　その後、必死の反撃に出る相手に危ない場面も作られるが、このまま逃げ切り、１―０でタイムアップ。リバプールが、過去にはチャンピオンズ・カップ（チャンピオンズ・リーグの前身）連覇も果たしている古豪を退け、ベスト４へ駒を進めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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