現地時間３月20日、ベルギー・リーグ第30節が行なわれ、日本代表MF伊東純也が所属する８位のヘンクは、敵地で２位のクラブ・ブルージュと対戦した。

　この日は伊東を２トップの一角で起用したヘンクは４分、いきなりセットプレーからファナケンに得点を許し、リードを奪われる。

　その後もC・ブルージュに主導権を握られ、耐えながら反撃の機会を狙っていたヘンクは39分、プレシア―ドのパスをエリア手前の右サイドで受けた伊東が中に切れ込み、追いすがるDFを振り切って左足を一閃。シュートはGKの指先をかすめ、ゴール右隅に突き刺さった。

　伊東にとってはこの同点弾が、今シーズンの６点目となった。
【動画】持ち前のスピードで追いすがるDFを振り切って左足でシュート！ 伊東の今季６点目をチェック
 

　１-１で迎えた後半、ヘンクは49分に失点すると、64分にはカウンターを止めようとしたサディックが一発退場となり、数的不利に追い込まれる。

　さらに74分にも追加点を奪われ、試合は１-３で終了。プレーオフ2出場の８位圏内に踏みとどまっているヘンクだが、32節を終えた時点で９位セルクル・ブルージュとの勝点差は２ポイントに縮まっている。

　一方のC・ブルージュは首位ユニオン・サン＝ジロワーズとの勝点差を５ポイントに縮め、レギュラーシーズン優勝の可能性を残した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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