神戸が三浦淳寛監督の契約解除を発表「選手達と闘ってきた時間は私にとって宝もの」

2022年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズン開幕から7戦未勝利

神戸が三浦監督の契約解除を発表した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は3月20日、三浦淳寛監督との契約を20日付けで解除したことを発表した。

 三浦氏は現役時代、2005年から2007年まで神戸でプレー。引退後は解説者として活動した後、2018年からは神戸のスポーツダイレクターを務め、2020年にトルステン・フィンク前監督の後任として、トップチームの指揮官に就任した。

 2020年にはACLでベスト4進出、2021年にはJ1で3位となるなど好成績を残していたが、今シーズンはリーグ戦で開幕から7戦勝利なしと思ったような結果を残すことができていなかった。

 三浦氏は退任にあたり、クラブを通じて以下のようにコメントを発表している。
 
「志半ばですがチームを離れる形になり残念です。2018 年からヴィッセル神戸の改革に携わる事ができ、現場・フロント・サポーターと一緒に本気で闘えた事に心から感謝しています。

 ヴィッセル神戸を「とにかく強くしたい」、 その想い一心で自分の出来る事を全力で頑張ってきた4年と3か月。一つひとつ思入れ深い大切な時間に感謝が込み上げてきます。素晴らしいメンタリティーを持った選手達と、苦楽を共にしながら一緒に闘ってきた時間は、私にとって宝ものです。常に一生懸命頑張ってくれて本当にどうもありがとう。

 そして一緒に闘い支えて下さったサポーターの皆さんに感謝の想いで一杯です。また現場スタッフ、事業部の皆さんの支えがあり、 助けて頂き凄く感謝しています。私自身はこの貴重な経験を今後に活かしていきたいと思います。ヴィッセル神戸の更なる成長を心から願っています。ヴィッセルファミリーの皆さん本当にどうも有難うございました。

 最後に、 どんな時も隣で一緒に闘 い続け、明るく支えてくれた妻と娘に心から感謝を伝えたいです」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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