「レジェンド級になりつつある」得点だけじゃない!前田大然の仕事量を現地メディアが激賞!「脅威を与え続けた」

2022年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「グラスゴーに来てまだ数か月だが…」

抜群の嗅覚で今季6点目を奪った前田。(C)Getty Images

 現地時間3月19日に開催されたスコットランド・リーグ第31節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティックは、6位のロス・カウンティとホームで対戦し、4―0で大勝を収めた。

 古橋亨梧は故障でメンバー外、井手口陽介はベンチスタートとなるなか、前田大然は旗手怜央と共に先発。すると、最大の見せ場が訪れたのは、2―0で迎えた26分だった。

 ジョッタのCKにギオルゴス・ギアクマキスがヘッド。これにゴール前で反応した前田は、倒れ込みながらも上手く左足で当て、ゴールに流し込んでみせた。カタール・ワールドカップ出場の懸かるオーストラリア戦でも活躍が期待される日本代表FWは、リーグ戦では2戦連発で4点目、公式戦通算では6点目となった。
【動画】倒れ込みながらも気持ちで押し込む!前田の今季6点目をチェック

 得点シーン以外でも、ハイプレスからチャンスを作るなど、90分を通じてキレのある動きを見せた前田に対し、現地も高評価だ。
 
 専門メディア『THE CELTIC WAY』は採点記事で、ハットトリックを達成したギアクマキスに次いで、2位タイの「8」を付け、「グラスゴーに来てまだ数か月だが、マエダがどんな人物かはもう分かっているはずだ」と、そのプレーぶりを褒め称えている。

「日本代表選手の仕事量はレジェンド級になりつつあり、連係面でも冷静さを欠くことはない。そして本能的なフィニッシュで3―0とした、彼のワンタッチをギアクマキスも誇りに思うだろう」

 また、英紙『Daily Express』は、ギアクマキスと共にトップタイの「8」で、「日本のスター選手は、1つのお膳立てと1つのゴールを決め、大きなインパクトを与えた。さらに2点以上決められたかもしれない。左サイドから絶え間なく脅威を与えた」と絶賛した。

 上り調子の快速ストライカーは、オーストラリアとの大一番でも、7大会連続ワールドカップ出場へ導くゴールを奪えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】高ーーく跳ね上がったボールがゴールに吸い込まれる!前田が決めた激レア弾をチェック​​​​​​

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