J１リーグは３月19日、各地で５節の７試合開催。埼玉スタジアムでは、浦和レッズ対ジュビロ磐田の一戦が行なわれ、浦和が４-１で勝利を収めた。

　試合は立ち上がりから浦和が主導権を握った。開始８分、左CKを得た浦和は、岩尾憲のクロスに犬飼智也がヘディングで合わせネットを揺らす。幸先よく先制した浦和は３分後にも敵陣でボールを奪うと、今季初スタメンとなったキャスパー・ユンカーがゴール前で粘り強くボールを収め、右足でネットを揺らした。
 

　14分には磐田にセットプレーを許し、遠藤保仁のクロスから鈴木雄斗に頭で決められ１点差とされるが、37分に相手のハンドで得たPKをアレクサンダー・ショルツが決めて再び２点差に。前半を３-１で折り返す。

　後半、新外国籍選手の元スウェーデン代表ダヴィド・モーベルグが投入される。すると、Jリーグデビューからわずか３分後の48分、モーベルグがいきなり魅せる。敵陣でボールを拾うと、そのままドリブルで持ち上がり、相手DF３人に囲まれながらもタイミング見計らって左足を一閃。ゴール左にシュートを流し込んだ。新助っ人の衝撃のデビュー戦ゴールで浦和が磐田を突き放す。

　結局、試合は４-１でタイムアップ。浦和がホームで今季２勝目を挙げ、勝点を７に伸ばした。一方の磐田は勝点５にとどまっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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