モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタに、冬のマーケットでルイス・ディアスも加わった。南野拓実が所属するリバプールの前線は、世界で有数の攻撃陣だ。

　英衛星放送『Sky Sports』のインタビューで、これまで指揮した中で最強のスカッドか問われると、ユルゲン・クロップ監督も「もちろんだ」と答えている。

「ルイスを除けば、シーズンを始めたときと同じスカッドだけどね。我々にはこの強力なスカッドがあった。起用できなかっただけなんだ。今は彼らを使うことができる。我々がずっと望んできたスカッドになった」

　だからこそ、指揮官は戦略的なターンオーバーができると述べた。

「負荷や日程の激しさから、いつも考えている。フィルミーノがケガから戻り、またさらなるオプションとなった。クレイジーだよ。我々にはさらに（ディボック・）オリギとタキ（南野）もいるのだからね」

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　限られた出番で結果を出してきた南野だが、プレミアリーグ前節ではベンチからも外れた。クロップは「彼にとっても私にとっても非常につらいことだ」と話した。

「本当にこういうことはつらいからね。タキは素晴らしい時期にあるんだ」

　シーズン後の去就も注目される南野だが、クロップは「今のスカッド規模のままで一緒にとどまることはないだろう」と、来季に向けて入れ替えがあることをほのめかしている。

「一部があまり試合に出ることができていないのは確かだ。夏にどうなるかを見て、それらの状況に対する解決策を見つけていこう」

　リバプールに残るか、新天地を目指すのか。いずれにしても、南野は終わりも見えてきた今シーズンの残り試合で活躍することが求められる。リバプールは３月16日、敵地でアーセナルと対戦だ。

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