「また難しいシーズンになってしまった」痛恨のCL敗退にマンU守護神はがっくり「いつトップに戻るかは分からない」

2022年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レフェリーについては何も言いたくない」

CL敗退が決まり、厳しい表情でピッチを後にするデ・ヘア。(C)Getty Images

 守護神ダビド・デヘアが、痛恨の敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 現地時間3月15日、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦(第2レグ)が開催され、マンチェスター・ユナイテッドはアトレティコ・マドリーとホームで対戦。第1レグは1―1のドローに終わっていたなか、この日はレナン・ロディに先制を許すと、最後まで1点を奪えず。2戦合計1―2で敗れ、ベスト16で涙をのんだ。

 フル出場したデ・ヘアは試合後、「この結果には本当にがっかりしている」と、苦しい胸の内を明かした。

「今の気持ちを言葉で表わすのは難しいが、両試合とも勝つために十分でなかったということだ。僕らはベストの状態ではなかった。非常に残念な1日だ。チャンピオンズ・リーグで敗退となるのはいつだって辛いことだよ」

 失点の直前には、アンソニー・エランガがファウルを受けたようにも見えたが、主審はプレーを続行した。この判定については、ほとんどコメントしなかった。

「レフェリーについては何も言いたくない。あれが起こったことであり、変えることはできない。これがフットボールだ」
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 FAカップもすでに敗退しているユナイテッドは、リーグ戦で首位のマンチェスター・シティと勝点20差を付けられており、今シーズンも無冠で終わることが事実上確定した。

 2015-16シーズンのリーグカップとヨーロッパリーグの2冠を最後に、戴冠から遠ざかる現状に、在籍11年のスペイン代表守護神は「トロフィーを掴むことも争うこともない期間としては、あまりにも長い年月だ」と唇を噛む。

「もちろん、僕らはこのクラブにとってベストを望んでいる。僕自身、何年もここにいるし、このクラブを愛している。でもまた難しいシーズンになってしまった。僕は信じているけど、このクラブがいつトップに戻るかは分からない。我々はこれからも大きなものを求めて戦うことになる」

 まずは今シーズンに残された唯一のミッションである、来季のCL出場権を得られるトップ4フィニッシュを何が何でも成し遂げたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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