CLのアウェー戦には問題なく参加可能の見通し
難しい状況での指揮が求められているトゥヘル。 (C)Getty Images
プレミアリーグのチェルシーは、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻の影響を多大に受け続けている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との繋がりが深いとされるロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏はクラブの売却の意志を見せているものの、英国政府が資産凍結および渡航禁止措置を科し、さらにはEUも同氏の資産凍結に踏み切ったとされ、その動きも停止している。
英国政府は特例措置を認め、現状では試合の実施には影響が及ばないとされているが、クラブの銀行口座もやクレジットカードも凍結。新規のチケットやグッズショップの販売も禁止されるなど、経済的な利益を得ることはできない状況となっている。
こうした事態を受け、16日に予定されているチャンピオンズ・リーグのリールとのアウェー戦に関して、遠征に支障が出るのではないかと取りざたされていた。
英国政府は特例措置を認め、現状では試合の実施には影響が及ばないとされているが、クラブの銀行口座もやクレジットカードも凍結。新規のチケットやグッズショップの販売も禁止されるなど、経済的な利益を得ることはできない状況となっている。
こうした事態を受け、16日に予定されているチャンピオンズ・リーグのリールとのアウェー戦に関して、遠征に支障が出るのではないかと取りざたされていた。
しかし、大きな問題はないようだ。現地メディア『football.london』の取材に応じたトーマス・トゥヘル監督は「すべて通常通りに行なわれる」とコメントしたという。
「私の持っている情報では、(リール戦に)飛行機で行って、飛行機で帰ってくることができるということだ。担当者がどのように手配したのかは分からないが、遠征は問題なく行なわれる。ただ、もしそれがダメなら、電車で行くし、そうでなければバスだ。それも無理となれば、7人乗りの車で行こう。我々はそこに到着するためにいかなる手段でも使うつもりだ」
そして、今後の遠征についても「何月何日にそこにいろと言われたら、そうするまでだ」と述べた。
「極端なことをいえば、20年前、30年前に戻っただけだ。当時の僕に、チャンピオンズ・リーグの試合に参加する気があるのかと問われたら、『いつ、どこに行けばいいか』と迷わず聞くだろう。その気持ちがなぜ変わらないといけないのか。私たちは求められる日に間違いなくその場所にいる。クラブに関する組織的な交渉や話し合いが行なわれていることは知っているし、うまく進んでほしい。だが、これらがピッチでの振る舞いに影響を与えることはない」
激動の中にあっても、「チームスピリットを示すことが大切」と言い切ったトゥヘル監督。チームのパフォーマンスが注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「私の持っている情報では、(リール戦に)飛行機で行って、飛行機で帰ってくることができるということだ。担当者がどのように手配したのかは分からないが、遠征は問題なく行なわれる。ただ、もしそれがダメなら、電車で行くし、そうでなければバスだ。それも無理となれば、7人乗りの車で行こう。我々はそこに到着するためにいかなる手段でも使うつもりだ」
そして、今後の遠征についても「何月何日にそこにいろと言われたら、そうするまでだ」と述べた。
「極端なことをいえば、20年前、30年前に戻っただけだ。当時の僕に、チャンピオンズ・リーグの試合に参加する気があるのかと問われたら、『いつ、どこに行けばいいか』と迷わず聞くだろう。その気持ちがなぜ変わらないといけないのか。私たちは求められる日に間違いなくその場所にいる。クラブに関する組織的な交渉や話し合いが行なわれていることは知っているし、うまく進んでほしい。だが、これらがピッチでの振る舞いに影響を与えることはない」
激動の中にあっても、「チームスピリットを示すことが大切」と言い切ったトゥヘル監督。チームのパフォーマンスが注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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