現地時間３月14日に行なわれたラ・リーガ第28節で、久保建英が所属する16位のマジョルカ（勝点26）が、首位のレアル・マドリー（同63）とホームで対戦。ヴィニシウス・ジュオールとカリム・ベンゼマの２発で０-３と敗れた。

　マドリーからレンタル中の久保にとっては、来シーズンの復帰に向けてアピールする絶好の機会。４‐４‐２の左サイドハーフに入り、意欲的にプレーしたが、違いを作り出すには至らなかった。

　18分に自ら得たFKから、サインプレーで左足のシュート。だが、ゴール右に外してしまう。69分には左サイドからアーリークロスを送り込むも、惜しくもヴェダト・ムリチには合わなかった。

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　突破を仕掛け、フェデリコ・バルベルデとルーカス・バスケスのイエローカードを誘発するシーンもあったが、インパクトを与えるまでには至らなかった。

　スぺイン全国紙の『AS』も、決定的な仕事ができなかったという評価だ。マッチレポートで以下のように綴っている。

「この一戦の関心事のひとつだったクボだが、そうはならなかった。マドリーの相手となった日本人は左サイドで現れたり、消えたりしたが、ゴールを決められなかった」

　カルロ・アンチェロッティ監督やマドリーの首脳陣は、この20歳のパフォーマンスをどう見ただろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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