J１リーグは３月12日、第４節の７試合を各地で開催。等々力陸上競技場では川崎フロンターレ対名古屋グランパスが行なわれ、１-０で川崎が勝利を収めた。

　試合はテンポよく繋いで攻勢を強める川崎が先制点を奪う。25分、チャナティップが敵陣中央からDFの裏に鋭いスルーパスを供給。これに５試合ぶりの先発となったマルシーニョが反応し、冷静にGKとの１対１を制してネットを揺らす。

　ホームチームは守備への切り替えが速く、ボールを失ってもすぐに奪い返して主導権を握る。名古屋のカウンターやセットプレーでは、谷口彰悟ら守備陣が安定した守りで得点の許さず、１点をリードして前半を折り返した。
 

　後半も脇坂泰斗が中盤でボールを引き出して攻撃にリズムを生み、川崎がボールを保持。59分には橘田健人のゴール前への浮き球のパスに谷口が頭で合わせるも、ゴール右に外れる。

　名古屋も67分、カウンターから酒井宣福がシュートを放つも、精度を欠いて枠を捉えられず。このまま最後までスコアは変わらず、川崎が勝利を飾った。

　この結果、川崎はホームで25試合連続無敗とし、浦和レッズとガンバ大阪に並ぶJ１記録を達成。王者がまたひとつJリーグの記録に名を刻んだ。

　次戦の５節、川崎は19日にアウェーでサンフレッチェ広島と、名古屋は20日にホームで柏レイソルと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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