今週に行なわれたチャンピオンズ・リーグ（CL）の決勝トーナメント１回戦・第２レグでは、ハットトリックが大きな注目を集めた。

　まずは８日、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキは、ザルツブルク戦で前半23分までに３点を奪取。データサイト『Opta』によれば、大会史上最速でのハットトリック達成となった。

　さらに翌日、レアル・マドリーのカリム・ベンゼマも、パリ・サンジェルマンを相手に反撃弾、同点弾、逆転弾と怒涛のゴールラッシュ。２戦合計０―２から、３―２とひっくり返す立役者となり、８強入りへ導いた。
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　２人のストライカーの爆発的な得点力に、世界中のファンから改めて賛辞が寄せられるなか、英メディア『GIVE ME SPORT』はハットトリックを達成した回数に着目。21世紀に入ってからのクラブと代表を合わせた数でランキングを作成し、トップ20を以下のように伝えている（現役選手は現所属のクラブ）。
 

20位 ウェイン・ルーニー ９回（マンチェスター・Uなど）
20位 エディン・ジェコ ９回（インテル）
20位 カリム・ベンゼマ ９回（R・マドリー）
20位 ミロスラフ・クローゼ ９回（バイエルンなど）
20位 ガレス・ベイル ９回（R・マドリー）
20位 キリアン・エムバペ ９回（パリSG）
14位 ティエリ・アンリ 11回（アーセナルなど）
14位 ネイマール 11回（パリSG）
12位 ゴンサロ・イグアイン 12回（マイアミ）
12位 ロベルト・ソルダード 12回（レバンテ）
12位 ピエール＝エメリク・オーバメヤン 12回（バルセロナ）
９位 エディソン・カバーニ 15回（マンチェスター・U）
８位 ズラタン・イブラヒモビッチ 17回（ミラン）
５位 セルヒオ・アグエロ 18回（マンチェスター・Cなど）
５位 マリオ・ゴメス 18回（バイエルンなど）
５位 ハリー・ケイン 18回（トッテナム）
４位 ルイス・スアレス 21回（A・マドリー）
３位 ロベルト・レバンドフスキ 29回（バイエルン）
２位 リオネル・メッシ 54回（パリSG）
１位 クリスチアーノ・ロナウド 58回（マンチェスター・U）

　ベンゼマはぎりぎりの20位で、レバンドフスキは３位にランクイン。そして改めて、クリスチアーノ・ロナウドとリオネル・メッシのずば抜けた得点力が証明される結果となった。

　今後、キリアン・エムバペ、今回は圏外となったアーリング・ハーランドら新世代のゴールゲッターが、二大巨頭に迫り、追い抜くことができるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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