失意のストライカーが、想いを綴った。

　現地時間３月９日に開催されたチャンピオンズ・リーグ（CL）決勝トーナメント１回戦・第２レグで、パリ・サンジェルマンはレアル・マドリーと敵地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。この試合は１―３、アグリゲートスコア２―３で敗れ、大会から姿を消した。

　精彩を欠く選手が少なくないなか、孤軍奮闘を見せたのが、怪我で出場が危ぶまれていたキリアン・エムバペだ。39分に名手ティボー・クルトワのニアサイドをぶち抜くシュートを決め、第１レグの決勝点に続いて２戦連発。今夏の移籍が取りざたされているマドリーを相手に、さすがの決定力を見せつけた。

【動画】名手クルトワのニアをぶち抜く！」エムバペが決めた先制ゴール

　しかし、チームは後半に３失点を喫し、悲願のチャンピオンズ・リーグ初制覇の夢が早々に潰えた。

 　翌日、エムバペは自身のインスタグタムを更新。「難しい瞬間だ」と切り出し、こう綴った。

「チャンピオンズ・リーグは、僕たちにとって大きな目標だったが、失敗した。だが、シーズンは終わっていない。何が起こっても、僕たちは団結して、シーズンの最後の試合まで果敢に戦う。 僕たちを支えてくれて、（マドリードまで）旅をしてくれたサポーターに感謝します」

　落胆しているのは隠しようがないが、残りシーズンに向けて前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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