韓国サッカー界が誇る“悪童”の生涯罰金総額にビックリ!「草サッカーでも敵を蹴飛ばしていた」と暴露も

2022年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

現役時代は「韓国の審判の間でも恐れられた存在だった」

天真爛漫なキャラがプレーにも色濃く反映されていたイ・チョンス氏。韓国の“悪童”はいまもファンの厚い支持を得ている。(C)Getty Images

 かつて大宮アルディージャでもプレーした元韓国代表FW、イ・チョンス(李天秀)氏。2002年日韓ワールドカップで母国のベスト4進出に貢献し、年代別やフル代表の日本代表戦でもたびたび出場していたため、覚えているファンは少なくないだろう。

 イ・チョンス氏と言えば、やはり物怖じしないアグレッシブなプレーぶりが特徴的。激情家でどこか鼻っ柱が強く、韓国サッカー界でも"悪童"のイメージが定着しているようだ。

 2011年シーズンいっぱいでスパイクを脱いだ40歳が、3月8日に韓国テレビ局のバラエティー番組に出演。そこで披露した驚愕の事実が話題を呼んだと、『スポーツソウル』日本語版が伝えている。

 番組の司会者が「サッカー界の悪童という別名だけでなく、韓国の審判の間でもイ・チョンスが出場する試合には割り当てられたくないという声が出るほど、恐れられた存在だった」と紹介。そこで明かしたのが、イ・チョンス氏の生涯罰金総額だ。なんと7550万ウォン(約755万円)に達していたようで、本人は「他人に直接的な反則をしたというより、(口でした)反則のほうが多かった。抗議とかだね」と振り返った。

 さらに番組レギュラーから、過去のエピソードを暴露される展開に。

 とある地方での草サッカー大会で、芸能人チームの一員として参加したというイ・チョンス氏。番組レギュラーは、「俺が見たチョンスはワールドカップのときより目がくらむほど一生懸命プレーしていたよ。ただ、チョンスと相手チームの選手の2人が大騒ぎになった。同じチームのなかからも"なぜイ・チョンスはああなのか"という声が出たほどだ。その後、チョンスがボールを奪われた際、相手選手のかかとを蹴飛ばしてすぐに退場となった」と明かし、「一般人の大会で退場なんて滅多に起こらないのに」と呆れ顔だ。
 

 これに対してイ・チョンス氏は、「異議を申し立てるが、正しい話だ」と潔く事実を認めた。そのうえで、「アマチュアの方々は、選手出身者はいくらタックルを受けても痛くなく、すべて避けると思ったのだろう。その痛みが溜まって、相手が先に入って来たときに自分が正しいタックルをした。それで退場させられたんだ」と正当性を主張しつつも、「ピッチを去るときは自分自身がとても哀れだった」と回顧した。

 なんとも情景が目に浮かぶ、らしいと言えばらしい逸話である。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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