反撃ムードが高まった直後だっただけに、痛恨だった。

　現地時間３月８日に開催されたチャンピオンズ・リーグ（CL）決勝トーナメント１回戦・第２レグで、インテルがリバプールと敵地アンフィールドで対戦。この試合には１-０で勝利したものの、アグリゲートスコア１-２で敗れ、敗退が決まった。

　勝負を分けたと言ってもいいのが、インテルがラウタロ・マルティネスのゴールで１点差に詰め寄った直後のプレーだ。

　FWアレクシス・サンチェスがスライディングをした足がボールに触れた後に、敵MFファビーニョの足を削るかたちとなり、マテオ・ラウス主審はイエローカードを提示。前半アディショナルタイムにも警告を受けていたチリ代表FWは、レッドカードで退場となった。

【関連画像】「なんて愚かな」２枚目のイエローカードとなったサンチェスのタックル

　イエローカードの判定自体は意見が分かれるところかもしれないが、数的不利となり、これで一気に反撃ムードが萎んでしまったインテルにとっては、あまりに痛い退場となった。

　インテルの公式ツイッターには、サンチェスを擁護する声や判定に対する不満が書き込まれた一方で、不用意なタックルをしたサンチェスへの辛辣な批判も多数寄せられている。

「二度とプレーするな」
「こんな失態を犯すなんて恥、恥、恥」
「クソったれ！」
「最高潮の瞬間に…残念だ」
「最高のピエロだよ」
「なんて愚かな」
「サンチェスは入らない」
「（ゴールを）喜ぶ暇もなかった」

　勝敗を左右するレッドカードだっただけに、判定も含めて物議を醸しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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