セルジオ越後が選ぶ歴代最強のCB3人! ジーコ監督に反発した元日本代表DFとは?「日本人じゃない性格」

2022年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本サッカー界に功績を残したCBは?

越後氏が歴代で最も印象に残るCB3人を選出した。左から田中マルクス闘莉王、松田直樹、中澤佑二。(C)SOCCER DIGEST

 日本サッカー界のご意見番・セルジオ越後氏がYouTubeチャンネル『蹴球越後屋』を更新。最も印象に残る歴代最強の日本人CB3人を選出し、それぞれの凄さを語った。

  最初に名前を挙げたのは、浦和レッズなどで活躍した"闘将"田中マルクス闘莉王氏。「(選んだ)3人のなかで一番ジャンプ力がある」とし、守備だけでなく攻撃的な姿勢も評価した。

「彼は中盤もやっていたから、戦術・采配関係なく、負けていたら攻めに行く。CBをやっていたけど攻撃的で、FWよりも攻撃に貢献していたね。セットプレーでは、FWよりも怖さがある。CKではお客さんが沸いていたもんね」

 また日本代表として、ワールドカップで活躍したことにも触れ、帰化してW杯に出たい当時の若いブラジル人選手にとっては、憧れの存在だったと述べた。
 
 2人目には、横浜F・マリノスなどでプレーした中澤佑二氏をチョイス。「プロのなかでもストイックな身体作りをしていた。食べ物から、いろんな勉強をして、将来のプロ選手にすごいノウハウを残したと思う」と日本サッカー界に残した功績を絶賛した。

 そんな中澤氏が憧れ、横浜に加入するきっかけになったという松田直樹氏を3人目に挙げ、「日本人じゃないみたいな性格」と表現。日本代表の試合で先発から外された際、当時のジーコ監督に、「俺をまた使うとき呼んでな」と合宿途中に荷物をまとめて帰ったとの驚きのエピソードを紹介し、「戦術的に指示されたことだけではなくて、自分が考えた通りに動くという魅力がすごくあった」と賞賛した。

 動画の最後には、松田氏が最後に在籍した松本山雅FCについて、「彼のおかげでリーグ優勝もしたし、松本は永久に彼のチーム」と熱く語り、締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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