いわてグルージャ盛岡の小松駿太が、豪快なミドルで移籍後初ゴール挙げた。

　岩手は３月５日、J２リーグ第３節でFC琉球と対戦。先制されて迎えた73分だった。奥山洋平のクロスのこぼれ球をペナルティエリア手前中央で拾った小松が、思い切りよく右足を振り抜く。ミドルシュートは、相手GKの届かないゴール左隅に吸い込まれ、貴重な同点ゴールとなった。

　小松は2018年から２シーズン、琉球に在籍。今季は、モンテディオ山形から期限付き移籍で昇格組の岩手に加入した。
 

　新加入MFが古巣相手に決めた強烈な一撃に、ファンもSNS上で「素晴らしいゴール」「ゴラッソ！」「痺れた」など称賛の声を上げている。

　この同点弾で勢いに乗った岩手は終了間際の87分、深川大輔が逆転ゴールを挙げ、２-１の勝利。J２初挑戦ながら早くも今季２勝目を飾り、勝点を６に伸ばして暫定３位に浮上した。次節は12日、敵地でベガルタ仙台と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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