中断していたWEリーグがいよいよ再開した。３月５日には第12節の４試合が各地で開催。首位を走るINAC神戸レオネッサは、ちふれASエルフェン埼玉と１－１で引き分けた。

　I神戸はスコアレスで迎えた50分、阪口萌乃のゴールで先制に成功。ビハインドを背負ったAS埼玉は58分、河野朱里の得点で同点に追いつく。その後、スコアボードは動かず、勝点１を分け合った。

　I神戸を勝点９差で追う２位のマイナビ仙台レディースは、ホームでサンフレッチェ広島レジーナと対戦。５分に池尻茉由が先制弾、20分に矢形海優が追加点、40分とその６分後に白木星が２ゴール。圧倒的な攻撃力を見せた仙台Lが４－０で圧勝した。
 

　先日の皇后杯決勝と同じカードとなった三菱重工浦和レッズレディース対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、２－０で浦和Lに軍配が上がった。皇后杯のファイナルでも決勝点を挙げた菅澤優衣香が29分に先制点をマークし、72分に塩越柚歩が勝利を決定づけるゴールをゲットした。

　日テレ・東京ヴェルディベレーザはAC長野パルセイロ・レディースに４－０で勝利。今年１月の女子アジアカップでも活躍した植木理子が52分、57分、73分にネットを揺らし、ハットトリックを達成。62分に北村菜々美も得点し、盤石の強さで勝点３を手にした。

　第12節の結果と予定は以下のとおり。

▼３月５日
I神戸 １－１ AS埼玉
仙台L ４－０ 広島R
浦和L ２－０ 千葉L
ベレーザ ４－０ AC長野

▼３月６日
大宮V－N相模原

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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