目の色も、顔つきも違う――清水FW鈴木唯人の成長示す“変化”。U-21代表の大岩監督も「もっとやれる選手」と期待

2022年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

“伸びしろ”があり、“Jリーグで活躍”している選手

リーグ開幕から2戦連発中の鈴木。U-21代表の大岩監督も大きな期待を寄せている。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会は3月3日、U-21日本代表候補メンバー24人を発表。同日に大岩剛監督がオンラインでの取材に応じた。

 チームは同7日からトレーニングキャンプを実施。大岩監督の就任後初の活動となり、限られた日程の中で指揮官は「コンセプトを落とし込むまではいきませんが、"さわり"として、チーム一体となって戦っていく、こういう形で戦っていく、ということは伝えたい」とイメージする。

 今回の招集メンバーに関しては、「限られた年代と招集制限のなかで、リーグ戦の最中で、チーム事情やコロナの状況、いろんなことを加味」したうえでの選考となった。加えて、「伸びしろがある選手、今、Jリーグで活躍している選手、そういう選手は逐一チェックしている」とし、「そういう選手を一度、手元でしっかりトレーニングをしたうえで、見極めていきたい」という考えで選考がなされた。

 清水エスパルスでリーグ開幕から2戦連発中の鈴木唯人は、まさに"伸びしろ"があり、"Jリーグで活躍"している選手だろう。もちろん、大岩ジャパンのスタートとなる今合宿の参加メンバーに名を連ねた若きFWについて報道陣から問われると、大岩監督は以下のようにコメント。
 
「面白いもので、目の色が変わるというか、顔つきが変わるというか、それがプレーに表われているというか。それがスタンダードになってほしいし、これからもっともっと、やれる選手ですので。そういう姿勢を見せることが、我々の世代の日本代表のレベルをひとつでもふたつでも上げていってくれるんじゃないかと、非常に大きい期待はしています」

 J1の舞台で目に見える結果を出すなど、成長著しい20歳のストライカーのさらなる成長と進化に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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