「すぐに活躍する運命と思われたが…」前田大然への批判に地元メディアが指摘!「エンジン全開でないのは、本当に驚きか?」

2022年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マエダのオールラウンドなプレーはまだ本調子ではない」

チームの停滞とともに、一部のファンから前田に対して批判的な声があがっている。(C)Getty Images

 ネットを揺らさなければ、ストライカーは厳しい立場に置かれていく。セルティックの一部ファンからは、前田大然に対する批判もあるようだ。

 セルティックは2月27日のスコットランドリーグ第28節で、ハイバーニアンと0-0で引き分けた。首位の座を保っているが、レンジャーズとのタイトルレースにおいて、勝点を落としたのは痛手だ。

 ヨーロッパカンファレンスリーグの決勝トーナメント・プレーオフでボデ/グリムトに連敗したのもあり、セルティックは直近のパフォーマンスが批判の的となっている。

 地元紙『Daily Record』は28日、不調を止めるためにアンジェ・ポステコグルー監督が解決しなければいけないポイントを分析。そのひとつとして、前田の調子に言及した。

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 同紙は「ダイゼン・マエダは大きな期待を背に日本から加わり、セルティックでのデビュー戦でわずか数分のうちにネットを揺らし、すぐに活躍する運命と思われた」と、快足アタッカーの現状を伝えている。

「だが、その後の数週間は、もっともな得点数をあげてはいるが、彼にとって少し難しくなっている。マエダのオールラウンドなプレーはまだ本調子ではなく、少数とはいえ、一部のセルティックファンから批判され始めている」

そのうえで、『Daily Record』は「だが、Jリーグでフルシーズンを終えたばかりの彼がエンジン全開でないことは、本当に驚きなのだろうか?」と、疲労の影響は考慮すべきとの見解を示した。

「華々しく登場しながら、最近の試合では調子を落としているレオ・ハタテについても、同じようなことが言えるかもしれない。疲労の影響があるとすれば、選手たちを休ませる以外に解決策を想像するのは難しい。だが、ポステコグルーにその余裕がないことは明白だ」

「今ほどデイビッド・ターンブルとキョウゴ・フルハシの復帰が願われることはない」

ここ3試合得点がない前田は、再びゴールを決めて流れを変えられるだろうか。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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