「3歳の娘でもPKだと言う」ランパード監督、ノーハンド判定に怒り爆発!「仕事をまともにできないプロのせいで…」

2022年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

英紙も「史上最もあからさまなハンド」

PKをもらえなかった判定に激怒したランパード監督。(C)Getty Images

 フランク・ランパード監督が、ノーハンドに烈火のごとく怒っている。

 現地時間2月26日に開催されたプレミアリーグ第27節で、16位に沈むエバートンは、ホームで首位マンチェスター・シティと対戦。問題のシーンが起きたのは、82分にフィル・フォデンに先制点を許した直後の84分だった。

 相手MFロドリが、自陣ペナルティエリア内でワンバウンドしたボールに反応し、胸トラップを試みた際に、右腕の上部辺りにボールが直撃したのだ。エバートンの選手たちはすぐさま猛抗議に出てPKを主張するが、VARチェックを経てもポール・ティアニー主審がペナルティスポットを指すことはなかった。

 PKをもらえなかったエバートンは、そのまま0―1で敗戦。リーグ戦の直近7試合で6敗目を喫している。

 英紙『Daily Mail』によれば、ランパード監督は試合後、VAR担当のクリス・カバナー氏を「無能の極み」と痛烈に非難。「自分の仕事をまともにできないプロのせいで1ポイントを失った」と語っている。
【動画】ランパード監督が激高!勝負を分けたジャッジをチェック
「完全にクリスのせいだ。レフェリー(ティアニー氏)は、あれがPKだと知っていた。しかし、彼はそれを(モニターで)見ることができなかった。あの判定は信じられない。我々が得るべき機会を失ってしまった。ペナルティだと分かるのに5秒も必要なかっただろう。家には3歳の娘がいるが、あれはペナルティだと言うだろうね」

 また、元イングランドDFガリー・ネビルも、「あれはPKだと思った!」とツイッターでコメント。これに対して『Daily Mail』は、「ネビルがロドリによる『史上最もあからさまなハンド』の後、エバートンにPKを与えなかった『無能』ティアニーの決断に唖然とするファンのひとりになる」と伝えている。

 一方で、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、そもそも直前のプレーでリシャルリソンがオフサイドだったと主張している。

 降格圏の18位バーンリーとは、わずか1ポイント差の17位となってしまったエバートン。気持ちを切り替え、次節のトッテナム戦では、3試合ぶりに勝点3を積み上げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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