現地時間２月26日に行なわれたラ・リーガ第26節で、久保建英が所属する16位のマジョルカは、12位のバレンシアとホームで対戦。開始４分にガブリエウ・パウリスタに叩き込まれたゴラッソで奪われた１点を最後まで返せず、０-１で敗北を喫した。

　右サイドハーフで先発した久保が、圧巻のプレーを見せたのが52分だ。

　右サイドのペナルティエリアに入ったところでボールを保持すると、中に切れ込みながら、狭いスペースを切り裂くスルーパス。左サイドから上がってきたSBハウメ・コスタにピタリと合うが、トラップが決まらず、シュートは枠を外れて絶好機を逃してしまった。

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　ルイス・ガルシア監督が頭を抱えて悔しがったこのシーンを、現地スペインのメディアはどう伝えたのか。

『MARCA』紙は、速報記事で「ハウメ・コスタ―――、ミスだ！ クボの素晴らしいお膳立て。左サイドの動きは見事だったが、コントロールが非常に悪く、シュートも良くなかった」と報道。同じく『AS』紙も、「ハウメ・コスタ――！！ マジョルカの絶好機だった。クボと左SBのプレーが、現時点で最大のチャンスだった」と報じた。

　また、地元紙『Diario de Mallorca』は「最終ラインの間を通す久保のセンセーショナルなパスだ。だが、ハウメ・コスタが上空に撃ってしまった」と興奮気味に伝えている。

　久保のパスが絶品だっただけに、J・コスタのシュートミスを糾弾する声が少なくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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