【J1】川崎が鹿島撃破で2勝目! ガンバ、清水が今季初白星。札幌・興梠は移籍後初弾でJ1通算159点目

2022年02月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

3年ぶりとなった静岡ダービー。鈴木唯人が2戦連発!

川崎は開始2分に知念(手前)が先制点をゲット。鹿島を2-0で破った。写真:徳原隆元

 J1リーグは2月26日、各地で2節の7試合を開催した。清水、G大阪が今季初白星を飾っている。

 エコパスタジアムで3年ぶりに行なわれた磐田対清水の「静岡ダービー」は、2対1で清水に軍配が上がった。開始9分に、鈴木唯人の2試合連続弾で清水が先制すれば、磐田も23分に鈴木雄斗のゴールで同点に。そして決勝弾は67分、カウンターを発動した清水は中山克広がカットインから右足のシュートをねじ込み、これが勝負を決した。

 ヨドコウ桜スタジアムのC大阪対京都は、1対1の引き分け。34分にセットプレーから武富孝介に先制点を許したC大阪だが、後半立ち上がりの48分、清武弘嗣からのスルーパスに反応した乾貴士が右足で押し込み同点に追いつく。その後はC大阪が再三チャンスを迎えたが決め切れず、ドロー決着となった。

 札幌ドームで行なわれた札幌対広島は、序盤の11分に興梠慎三の移籍後初ゴールで札幌が先制。興梠はJ1通算159点目とし、J1で16年連続の得点なった。しかし後半、反撃に打って出た広島も54分に森島司の同点弾で追いつく。試合はそのまま1-1の引き分けとなった。

 23日の9節・横浜戦で今季初黒星を喫していた川崎は、敵地で鹿島と対戦。開始2分に相手のパスをカットした知念慶が先制点を奪うと、17分にもセットプレーから大卒ルーキーの佐々木旭が追加点を挙げる。後半は鹿島の反撃に遭うも、チョン・ソンリョンの好守などで無失点で凌ぎ、川崎が2勝目を挙げた。

 ともに開幕戦を落としている浦和対G大阪は、ホームの浦和が圧倒的にボールを支配し主導権を握るものの、再三のチャンスを決め切れない展開に。すると、後半押し返したG大阪は、83分に途中出場の福田湧矢がチャンスに右足を振り抜き先制点。これが決勝点となった。浦和は81分に退場者を出し、優勢な展開を活かせないまま今季2敗目となった。

 駅前不動産スタジアムで行なわれた鳥栖対湘南は、ホームの鳥栖が24分、藤原悠汰のゴールで幸先よく先制。しかし後半反撃に転じた湘南は68分、町野修斗が同点弾を奪う。試合はこのまま1-1で終わっている。

 
 また、今季初めてのホームゲームとなったヴィッセル神戸は、アビスパ福岡との対戦。アンドレス・イニエスタが今季初スタメンを飾り、終始主導権を握る展開となったが、決め手を欠き、0-0の引き分けに終わった。

 2月26日に行なわれたJ1・2節の結果は以下の通り。

磐田1-2清水
C大阪1-1京都
札幌1-1広島
鹿島0-2川崎
浦和0-1G大阪
FC東京(中止)名古屋
鳥栖1-1湘南
神戸0-0福岡

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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