「カマダには大きな疑問符がつく」鎌田大地、週末のバイエルン戦は欠場? フランクフルト指揮官が言及

2022年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はポストに膝をぶつけてしまった」

ケルン戦後、鎌田への叱咤が放映され、様々な反響を呼んでいるグラスナー監督。 (C)Getty Images

 長谷部誠と鎌田大地が所属するブンデスリーガのフランクフルトは、週末26日に王者バイエルンと対戦する。

 守護神ケビン・トラップとの交錯で肋骨部位を強打し、打撲で戦列を離れていた38歳ベテランの長谷部は、この試合で復帰が見込まれている。だが、鎌田はもしかしたらチームを外れる可能性があると指揮官が明かしたようだ。25日付けで現地紙『BILD』などが伝えている。

 バイエルン戦を控えた会見に出席したオリバー・グラスナー監督は「相手は強大であることは誰もが知っている。だが、我々は勝ちに行くつもりだ」と豪語。記者たちに対して「何をバカなことを言っているんだと思っているだろう? だが私は本気でそう考え、試合に取り組んでいる」と述べた。
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 そして、長谷部の復帰にも言及した一方、記者から鎌田に関する質問が飛んだ。前節ケルン戦では後半から出場した日本人MFは、決定機も創出したが、84分にケルンの決勝点に繋がるミスに関与。鎌田はアディショナルタイムに交代を命じられ、試合終了後にはグラスナー監督から何事か激しい口調で話しかけられる"公開説教"シーンに、賛否が巻き起こっていた。

 グラスナー監督は鎌田について、「カマダには比較的大きな疑問符がつく。今週、彼はゴールポストに膝をぶつけてしまった。比較的大きな痛みを感じているとのことで、今日の練習にも参加できなかったんだ」とコメント。試合に参加することに「小さな希望は残っている」とも述べたが、その希望は「比較的小さいものだ」とされ、バイエルン戦のリストから外れる可能性を示唆している。
 
 昨シーズンはチームの攻撃の核として奮闘した鎌田だが、今シーズンは現地紙にも「トップフォームからは程遠い」と評されるほど、調子が上がり切っていない。加えてグラスナー監督からの叱咤シーンも反響が大きく、一部のサポーターからは激しい非難の声も上がっている。そこにケガも重なり、コンディションも懸念されるところだ。

 現在10位のフランクフルトは、26日に行なわれる次節ではホームでバイエルンと対戦する。リーグ2連敗中と調子が下降気味のチームは、浮上のきっかけを掴むことができるのか。そして、鎌田は週末の試合でメンバー入りはできるのか。動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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