現地時間２月21日に行なわれたオランダ１部リーグ、エールディビジ第23節PSV対ヘーレンフェーンは、３-１でホームのPSVが勝利を収めた。

　PSVに所属する日本代表MF堂安律は、１-１で迎えた後半開始から出場。アシストこそつかなかったが、50分の３点目の場面ではヨルベ・フェルテッセンのゴールを導く鋭い切り込みを見せ、チームの勝利を確実にした。

　17日に行なわれたヨーロッパカンファレンスリーグの決勝ラウンドプレーオフ、第１レグのマッカビ・ティアビ戦でも後半から出場。ゴールにこそ絡んでいないが、１-０の勝利に貢献した。

　オランダ紙『De Telegraaf』は、エールディビジ全体での第23節の総括をする21日付けの記事で、堂安に言及。各ポジションのベストイレブンにこそ選出されていないものの、日本人MFについて「非常に頼もしさを増している」と称えている。
 

「PSVのリツ・ドウアンは、その交代劇で栄誉に値する活躍ぶりを見せている。彼のやることはすべてコントロールされていて、サッカーの呼吸を司っている」

　ちなみに堂安本人は、観客入りのスタジアムで試合をしたことを喜んだようだ。試合後に自身のインスタグラムを更新し、英語で「満員のスタジアムはより気分がいい」と綴っている。現地サポーターからは「いい働き！」「感心する選手だ」といったコメントが寄せられた。

　PSVは現在リーグ２位につけ、首位アヤックスを勝点５ポイント差で追っている。欧州カップ戦とリーグ戦を両立させるなか、堂安はチームにとって心強い存在となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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